新聞には毎日、たくさんの広告が掲載されている。
当然、こういった新聞広告も「コピーライティング」を駆使して書かれている。
なぜならコピーライティングというのは、
- 注意と興味を引く「キャッチコピー」
- より詳しい内容を伝える「ボディーコピー」
この2つの要素で構成されているからだ。
多くの新聞広告も、この2つで構成され、読み手を購入まで導こうとしている。
ただ、なかには「キャッチコピー(ヘッドライン)」がどれかわからない新聞広告もある。
全ての文字を大きく目立たせてしまっているのだ。
これはなぜかというと、「売りたい!」という気持ちが前面に出ているから。
「何としても注目させたい!」
その度がすぎて、すべての文字を大きく目立たせてしまっているのだ。
しかし、これだと先ほどの「コピーライティングの2つの原則」に反している。
読み手に、まずは「どこに」注目してもらいたいのか?
それを定めないことには、読み手は、その広告を読もうとはしない。
よって、キャッチコピーだけを目立たせて、まずはそこに「注目」してもらい、そのうえで「興味」を引けるようなキャッチコピーにしてこそ、「もっとくわしく知りたい!」となるのだ。
すべての文字を大きく目立たせている広告主は、そのことが理解できていない。
新聞広告では「メリハリ」が大事である。
「緩急のリズム」ともいえる。
読まれる新聞広告にするためには、冒頭のキャッチコピーだけを目立たせる。
それは基本中の基本といえるのだ。
>> 管理人の雑記帳