会社でプレゼンテーションをする。
そんなときは「コピーライティング」の出番だ。
それはセミナーでも同じことがいえる。
多くの人を前にして、パワーポイントで作成したスライドを見せながら、わかりやすく語るという状況は、まさにLPと同じだ。
LP(WEBの販売ページ)は不特定多数の人に対して、文章と画像を駆使しながら「購入」という目的地にむけて導いていくからだ。
それと同じようにプレゼンテーションやセミナーでも、ビジュアルと言葉を駆使して、目の前にいる人たちを「何らかの目的地」へと導いていく。
ちなみにコピーライティングでは、以下の3つの段階をへて、読み手に商品やサービスを購入してもらう。
- 冒頭で興味を引く
- そのあと詳しい説明を行う
- 最後に行動してもらう
プレゼンテーションでも、まず初めに、目の前にいる人の「注意」と「興味」を強く引きつけなければならない。
そうしないと、たとえ座席に座って聞いているように見えても、そのあと「うわの空」で真剣に聞いてくれなくなるからだ。
そのため、プレゼンテーションでは、まず初めに「強い興味」をもってもらう必要があるのだ。それがプレゼンテーションを聴いてもらうための「原動力」となる。
この関門を突破できたら、つぎは、より細かい説明に入っていく。
ただ、このときにも注意が必要で、「退屈な話」ばかりが続いてしまうと、聞いている人には睡魔が襲ってくる。
それを避けるために、話す言葉は「明瞭」に、しかも内容が「おもしろく」なければならない。
ちなみにLPでは、その途中にいくつかの「見出し」を配置して、読み手の興味を再度、引きつける。
同様にプレゼンテーションでも、あいだに適宜、「見出し」に当たるものを配置するのだ。
その際、「質問」するのがオススメ。
聞いている人は、質問されると、眠気から一気に覚めるからだ。
人は、誰かに質問されると、「それに答えよう」という意識が働くため、しぜんと脳細胞が活性化する。
だからプレゼンテーションの途中で、何度も「質問」すれば、聞き手の集中力はそのつど復活するのだ。
そうやって最後まで無事に「集中して聴いてもらう」ことに成功したら、多くの人に「こちらが望む行動」を取ってもらえる可能性も高まる。
結局、多くの人を相手に言葉を発し、何らかの目的にむかって誘導したい場合は、どんな場面であっても、コピーライティングが大いに役立つのだ。
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