LP(WEBの販売ページ)と新聞広告。

この2つには、決定的に違う点がある。

それはLPの場合、それほど「ヘッドラインの存在」を際立たせる必要はない、ということだ。

なぜなら、パソコンの最初の一画面(ファーストビュー)は、必然的に訪問者の注意を引くからだ。

そのファーストビューに収まっているものに関しては、訪問者はしぜんと目を通してくれる。

ファーストビュー内の文章は、すべてヘッドライン(キャッチコピー)になるのだ。

そのため、WEBの販売ページ(LP)にキャッチコピーを掲載する際は、「ファーストビューにヘッドラインが収まること」だけを意識していればよい。(もちろん内容はしっかりと考える必要がある)

その点、新聞広告は異なる。

新聞広告では、冒頭のキャッチコピーだけを大きな文字にして目立たせないと、どこがヘッドラインなのかが読み手に伝わらない。

もしも、1つの新聞広告内の文字がすべて大きかったら、読み手はどこにも注意を引かれずに、結局よまない、ということにもなりかねない。

よって、新聞広告の場合は、「まずはどこに目をとめてもらいたいのか」を意識して、レイアウトやデザインを考える必要がある。

ただ、冒頭でも書いたように、LP(WEBの販売ページ)の場合は、最初に目に飛び込んでくる一画面(ファーストビュー)が、そのままヘッドライン(キャッチコピー)のスペースになる。

ファーストビューから下の部分は見えていないので、ファーストビューだけに注目してもらえる。

このように、新聞広告とLPとでは、同じヘッドライン(キャッチコピー)であっても、微妙に考え方が異なっているのだ。

LPを制作する際は、こういった「新聞広告にはないWEBならではの特長」を十分に理解したうえで、それを生かしたレイアウトや構成を考えねばならない。

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