よく「〇〇の方法」といったキャッチコピーを目にする。
これは「反応が取れるコピー」であることは間違いない。
「方法」のほかにも、「〇〇術」「〇〇法」「〇〇のテクニック」といったコピーも同様だ。
では、なぜ、こういった「方法論」を伝えるキャッチコピーは反応が取れるのか?
それは、「〇〇の方法」といったコピーを目にした人は、「すでに効果が実証されていることを知ることができる」といったイメージをいだくからだ。
「〇〇の方法」や「〇〇の3つのテクニック」というコピーを目にすると、”多くの人がすでに成果を出している、有効性が確立されたノウハウ”・・・このようなイメージになるのだ。
つまり、「〇〇の方法」といったコピーには、「メリット」とともに「根拠」もふくまれている。
だからこそ、多くの反応が得られるのだ。
このように、方法論で訴求するコピーは、人の感情とともに理性にも訴えかけることができる。
「すぐにでも美肌になれる!」と伝えるだけでは「なぜ、そのようにいえるの?」となってしまう。
しかし、「すぐにでも美肌になれる3つのケア」と伝えれば、すでに効果が実証されている話が聞けそう・・・というイメージになるのだ。
そこには、「読み手の理性」が疑問を起こす余地はない。
ただ、もちろん、しっかりとメリットを伝えないと、反応が取れないことはいうまでもない。
たとえば、「賢いスキンケアの方法」というキャッチコピーでは、女性からあまり反応が取れない。
なぜなら「賢いスキンケア」といわれても、多くの女性は、それがどんなものかイメージできないからだ。そうなると、当然「自分のメリット」と感じることもない。
ただ、「すぐにでも美肌になれる3つのケア」というキャッチコピーであれば、「すぐにでも美肌になれること」は女性にとってメリットなので、多くの反応が得られる、というわけだ。
「〇〇の方法」というキャッチコピーは、商品やサービスを紹介するLPではあまり使えないが、リンクをクリックさせたいときや、雑誌の表紙で興味を引きたいときには使えるテクニックだ。
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