LP(WEBの販売ページ)では、最初が肝心だ。
実際、LP冒頭に掲げるヘッドライン(大きな文字のキャッチコピー)によって、そのページが読まれるかどうかが決まる。
そのヘッドラインによって「興味」を引ければ、訪問者に読み進めてもらえるが、もし興味を引けなければ、多くの人はそのまま去っていってしまう。
ただ、そんな「ヘッドライン」という関門を、訪問者が突破してくれたとしても、まだ安心できない。
なぜならヘッドラインの直後、すなわち「ボディーコピーの最初」で失敗してしまうと、訪問者の興味が大きく削がれてしまうことがあるからだ。
せっかくヘッドラインで訪問者の興味を引いたとしても、そのあと、ボディーコピーの最初に「訪問者が興味のないこと」を掲載してしまうと、訪問者の興味がさめてしまう。
それが訪問者の離脱につながる。
たとえ離脱しなかったとしても、せっかくヘッドラインで引いた「興味」が薄れてしまうことは、ほぼ間違いない。
ヘッドラインで訪問者がいだいた「興味」は、そのLPを読み進める「原動力」なのに、ヘッドラインの直後に”興味がわかないこと”を掲載して、わざわざそのパワーを弱めてしまうことほど愚かなことはない。
よって、ヘッドラインで興味を引いたあとは、その興味をなえさせることなく、さらに強い興味をもってもらえるような文章などを、まずは配置すべきなのだ。
ヘッドラインとボディーコピーには「段差」がある。
そこに「落とし穴」がある。
だからこそ、そのあいだには、段差を埋める「親切なスロープ」を置く必要があるのだ。
その「スロープ」こそが、ボディーコピーの”最初の部分”にあたる。
ヘッドラインは、「キャッチーな短いコピー」。
ボディーコピーというのは、それとは違った「ふつうの文体」。
そのように、見た目が明確に違うからこそ、そこには「段差」が生じる。
その段差を渡るとき、訪問者が足を踏み外さないように、「一度いだいた興味」がなえないようにする配慮が大事になるのだ。
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