LP(WEBの販売ページ)の冒頭には、必ずヘッドコピーを示す。
人によっては「ヘッドライン」とも呼ぶが、このキャッチコピーによって、まずは訪問者の「気持ち」を”わしづかみ”にする必要がある。
そうしないと、見込み客はすぐに去ってしまう可能性があるからだ。
そのためには、ヘッドコピーで「訪問者が欲しいと思っているメリット」を示さねばならない。
ただ、「メリットだけ」のヘッドコピーでは、訪問者の心にまったく響かない。
そんなヘッドコピーを目にした訪問者の気持ちは、こうだ。
たとえば美容製品。
「また、うまいこと言って・・・。どうせ売りたいだけでしょ」
「同じような商品を使ったことあるけど、効果なかった」
「しょせんは他人事・・・」
どんなにキレイなモデルさんの写真をファーストビュー(パソコンの最初の一画面)に掲載していても、「メリットだけ」のヘッドコピーでは、訪問者は「自分事」として捉えられないのだ。
では、どうするのかといえば「根拠」を同時に示せばよい。
ただ、「美容成分がたっぷり」といった伝え方では、「根拠」とは捉えてくれない。
それ以上、掘り下げられない根拠を示す
根拠のつもりで「美容成分がたっぷり」と伝えたとしても、訪問者は、
「どんな美容成分が入ってるの?」
という疑問を持ってしまう。
つまり、まだ「掘り下げ」が足りないのだ。
たとえば、
「〇〇の効果がある成分『△△』を配合」
このように伝えれば、訪問者は「根拠」と感じてくれる。
販売者が、掘り下げれるだけの「根拠」を示してくれていると感じるからだ。
根拠を示す際は、その中身を「ブラックボックス」にしてはならない。
先の「美容成分がたっぷり」という伝え方は、一見「根拠」を示しているように見えるが、じつは訪問者にとってはブラックボックスになっている。
不透明なのだ。だから「不安」に感じる。そこに「猜疑心」が生じる。
そうではなく、しっかり具体的な成分名まで掘り下げきって「根拠」を示したとき、訪問者は安心する。
そして、その「信頼できる根拠」と「メリット」が融合して初めて、「今度こそキレイになれそう」「その美容液が欲しい」「興味がわいた」「もっと先を読み進めよう」となるのだ。
以上のように、LP冒頭で示すヘッドコピーでは、不透明な部分のない、疑問がわきおこる余地のない「具体的な根拠」を示すことが、成約率アップの第一歩になる。
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