ドラッグストアにいけば、棚にいろいろな商品が並んでいる。

きちんとカテゴリごとに分けられているので、見つけやすい。

よってお客は、まずは自分が欲しい商品の「カテゴリ」を探し、その棚の前に行く。

たとえば「青汁」が欲しいのなら、「青汁が並んでいる棚」の前に行くわけだ。

そこには、いろいろな青汁の箱が所狭しと並んでいる。

箱には商品名やキャッチコピーなどが書かれているが、別にその箱に「青汁」という表記がなくても、青汁の商品であることはすぐにわかる。

たとえば「大麦若葉のチカラ」「さっぱりケール」という商品名が、箱に大きく書かれているだけだとしても、すぐに「青汁」だとわかる。

なぜなら、「青汁の棚」に並んでいるからだ。緑色の箱、野菜の写真からもそれとわかる。

いっぽうLP(WEBの販売ページ)の場合は、それ単体で存在している。

楽天などのショッピングモールなら別だが、自社のLPで「青汁の商品」を紹介する場合は、そのLP自体で「青汁の商品を紹介している」ということを、まずは伝えなければならない。

ちなみに訪問者は、まずはファーストビュー(パソコンの最初の一画面)を目にする。

このファーストビューの部分で、「コップに入っている青汁の写真」とともに「青汁」というフレーズをまっ先に伝えなければ、訪問者は気づかないで去ってしまうかもしれない。

ドラッグストアであれば、該当の棚に「青汁コーナー」と書かれているので、すぐにわかるかもしれないが、LPの場合はファーストビューでそれを伝える必要があるのだ。

このように、リアルの店舗とWEBのLPとでは、消費者に伝わる情報量は同じではない。

LPを制作する際は、そのことを十分に理解しなければならない。

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