コピーライティングとマーケティング。
この2つは、それぞれで体系立てられているが、実際は重なりあう部分も多い。
たとえば、LP冒頭に掲げるキャッチコピー(ヘッドライン)。
このキャッチコピーを大きな字で目立たせるのは、訪問者に気づいてもらうためだ。
「人に知らせる」という考え方は、いうまでもなくマーケティングの考え方。
では、キャッチコピーに関していえば、コピーライティングの役割は何か?
それは、キャッチコピーの大きさやデザインとかではなく、「文言そのもの」だ。
まぎれもなく、それはコピーライティングの範ちゅうになる。
そして、その「文言」を考えるのがコピーライターの役目である。
ただ、それをLP冒頭に配置し、まっ先に訪問者の目に触れるようにするという考え方は、じつはマーケティングから来ているのだ。
そのほかにも、LPのなかには、「価格」や「保証」なども出てくる。
コピーライティングの体系のなかには、こういった要素も出てくるが、これも本来、マーケティングの要素だ。
ただ、価格や保証をどのような言葉で魅力的に伝えるか・・・こういったことはコピーライティングの範ちゅうになる。
以上のように、コピーライティングとマーケティングは、互いに重なり合う部分がある。
そのうえで、LPに関して言えば、「どのような順番で何を伝えるのか」といったことは、コピーライティングの範ちゅうといってもよいだろう。
「文章表現の部分」だけではなく、読み手がもっとも反応する順番を考えるのもコピーライターの仕事なのだ。
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