販売業者様: こころからだあんしんラボ株式会社
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では、頭皮用美容液『ここラボ・スカルプセラム』のLPを見ていきたいと思います。
私のパソコンの一画面(ファーストビュー)には、上のように表示されます。
非常に訴求性のあるファーストビューになっていますね。
見込み客は、このLPのファーストビューを見たとき、思わず「欲しく」なってしまうはずです。
このファーストビュー(パソコンの最初の一画面)には、以下のような情報が詰まっています。
- 一番上でターゲットを特定している。
- 緑の字で「ターゲットのこれまでの状況」も伝えている。
- 「美肌菌のチカラで」という表現で、根拠を伝えている。
- そのあと、訪問者のメリットを伝えている。
優秀なコピーライターさんが制作したであろうことが、このファーストビューを見ただけで、すぐにわかります。
このファーストビューを目にした訪問者は、「興味」を引かれますので、ちょっとだけスクロールします。
すると、以下のような部分が出てきます。

「頭皮用美容液」という製品ジャンルとともに、商品名もしっかりと伝えています。
LPのファーストビュー(最初の一画面)には、かならずしも「商品名」「サービス名」を記載する必要はありません。
ファーストビューのなかで「メリット」と「根拠」をセットにして伝えれば、読み手は興味をもって少しスクロールしてくれますので、そのときに伝えればよいのです。
そういった意味では、このLPも、そのような戦略を取っているわけですね。
しかもファーストビューでは伝えきれなかった、より具体的な「商品の特長」を伝えています。
この特長をみた読み手は、ファーストビューで知らされた「メリット」に対して、さらなる信頼感をもつはずです。
ファーストビューでは「美肌菌のチカラで」としか伝えていませんが、ファーストビューのすぐ下では「美肌菌4,500億個配合」と伝えています。
「美肌菌のチカラで」というフレーズをみた訪問者は、「もっとくわしく知りたい!」と考えますので、ファーストビューのすぐ下で、その疑問に答えているわけですね。
さらに、「パラベンや着色料が含まれていない」ということも、この段階で伝えています。
これによって、頭皮が弱い人も安心できるわけです。
まさに必要なことがすべて詰め込まれた、理想ともいえる冒頭部分になっています。
添削の余地はあるか?
それでは、添削の余地が残されているかどうかを見ていきます。

まず、ファーストビューの女性は、「この商品を使用してメリットを感じている人」であることは、読み手もすぐにわかります。
そうなると読み手は、緑色の文字の部分は「そういった人が発している言葉」として読みます。
ところが、その内容は、あたかも「販売者側の人が発するような言葉」になってしまっていないでしょうか。
読み手はそこに違和感をおぼえてしまいます。
この写真の女性が、「この商品を使用してメリットを感じている人」という立ち位置なのであれば、そういった人が発しそうな言葉を掲げるべきです。
私であれば、以下のようにするかと思います。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
シャンプーを変えてもダメだったけど、
今ではスッキリ、サラサラ♪
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LPをすべて深く読んだわけではないので、ズレているかもしれませんが、このようにしたほうが、訪問者の心により響くのではないでしょうか。
区切りがわかりづらい

なお、緑色の文章の部分は、「どこで区切られているのか」がわかりづらくなっています。
人によっては、「シャンプーを変えてもダメだった。」というように、句点を打って読む人もいるはずです。
そのように捉えた人は、「荒れた頭皮に新習慣」という言葉をみたとき、唐突な感じがしてしまいます。
いっぽう、「シャンプーを変えてもダメだった、荒れた頭皮に新習慣」と続けて読んだ人には、それなりに意味が通じるかと思います。
ただその場合は、前述したように、あたかも「販売者が発したような言葉」に聞こえるため、読み手は違和感をおぼえてしまいます。
メインコピーも区切りがわかりづらい

ファーストビューのなかで一番大きな字になっている部分を「メインコピー」といいます。
「美肌菌のチカラで~頭皮へ」の3行ですね。
この部分も、先ほどと同じように「読点」などで区切られていないため、わかりづらいと感じました。
「美肌菌のチカラで、」のように、この部分だけに読点を打てば、「美肌菌のチカラ」が要因にあたり、それ以降の部分すべてが「結果(メリット)」となります。
もしも「フケ・かゆみを抑え、」の部分だけに読点を打てば、「美肌菌のチカラでフケ・かゆみを抑える」ということが要因になります。
そして、その要因によって「美肌をつくる すこやか頭皮」がもたらされる、という関係になります。
このように、どこに「読点」を打つのかによって、読み手につたわるイメージも変わってくるわけです。
「美肌菌のチカラ」を要因にして、ヘッドラインを改善
そのうえで、「美肌菌のチカラ」ということを「すべての要因」とする場合は、たとえば以下のようになります。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
美肌菌のチカラで、
フケ・かゆみを抑え
美髪をつくる「すこやか頭皮」へ
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この場合、「フケ・かゆみを抑え美髪をつくる」というのは「すこやか頭皮」の”修飾”になります。
それを明示するために「すこやか頭皮」の部分をカギカッコで囲いました。
いかがでしょうか?
とくに頭を悩ませることもなく、因果関係、そして修飾関係がすぐに理解できるようになったのではないでしょうか?
結局、このメインコピーでは、「美肌菌のチカラで、すこやか頭皮へ」と言いたいわけです。
もうひとつのヘッドライン案

現在のヘッドラインは、上のようになっていますが、もちろん別の表現にすることもできます。
たとえば、以下のようなコピーです。
ーーーーーーーーーーーーーーー
フケ・かゆみを抑え
美髪をつくる、すこやか頭皮へ
美肌菌4,500億個配合
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この場合、最初の2行が「訪問者にとってのメリット」にあたり、「美肌菌4,500億個配合」という部分が「根拠」に当たります。
「美肌菌4,500億個配合」のほうがインパクトがありますので、もしかしたら、こちらのほうが反応が取れるかもしれません。
・・・
以上、頭皮用美容液『ここラボ・スカルプセラム』のLPをご紹介しつつ、改善の余地が残されていないかを見てきました。
ファーストビューだけでも、これだけの問題が出てきたのですから、LP全体ともなると、膨大な量の問題点が出てくることは、想像にかたくありません。
このように、たとえ今は十分な売上をもたらしてくれているLPであっても、いくらでも「改善の余地」は残されているものです。
そういった「残された問題点」をすべて改善すれば、もっと成約率が上がり、当然のことながら売上も、さらにアップしていくことは間違いありません。



